罪と病気

昔、罪と呼ばれたものは今は病気と呼ばれている。 ─ビル・メイハー　

昔の罪は、現代になれば罪というに足らず、
その人の病気的なものと受け取られている
からだろうか。

誰にも相手にされていない感じがさみしい。
最近は凶悪犯罪が多発している。
毎日何らかの殺人事件を耳にする。
人が人を殺めるということに
違和感を感じてしょうがない。

誰しも心の中には両極端のものを
持っていることもある。
漫画などで表わされるように、
天使と悪魔が介在するのだ。
あいつ～と呪うこともあるだろう。
でも、心の中でとどめているのが普通の人だ。

実際に実行するというのはどうかと思う。
まして人の命を奪ったり傷つけるということが
信じられない。

たとえばめちゃくちゃ嫌いな人がいるとしたら、
可能な限り付き合わない。
どうしようもないときは機械的に付き合うだけ。
つまり仲良くならないだけだ。
傷つけようなんて到底思わない。

嫌いだからこそ相手をしたくないのだ。
ということは執着があるからこそ
傷つけるということだろうか。

それにしても歪んでいる。
世の中の歪がなくなればいいのだけど。


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